
喫煙者が歯周病で歯が抜けてしまう危険性は普通の人の3倍!タバコに含まれるニコチンが、歯肉の毛細血管を縮めてしまいます。それによって血行不良となり、酸素や栄養素が減少し、細菌と戦う血液中の白血球が50%も減少します。さらに、ニコチンは、歯と歯肉に、まるで接着剤のようにプラークを付着させ、歯周病菌が増えやすい環境を作ってしまうのです。
今、世間での悪者といったら“たばこ”でしょうか?私はたばこを吸わないのでわからないのですが、よいものなのでしょうねぇ。その、たばこ好き重症歯周病患者さんが4名ほどおります。年齢は皆40代。40代にして歯を数本失う羽目になりました。なぜでしょうか?それは、痛みなどの自覚症状がないからです。痛みさえあれば、もっと早い機会に来院し診察、手が打てたかもしれないのに。
歯周病はただでさえ自覚症状が少なく、静かに深く潜行する疾患です。歯肉の腫れや出血などが初期症状として現れますが、たばこのニコチンの作用、毛細血管収縮のため、出現するはずの症状が隠されてしまい、ご本人も気付かないまま症状が悪化するのです。私はたばこは吸わないのですがお酒が大好きで、毎晩飲んでいます。内科の先生からは量を制限するよう御指導頂いているのですが、なかなか守ることができません。弱い人間なのです。
ですから、私は患者さんに「たばこをやめろ」とは言いません。言える立場にないからです。ただ、たばこを楽しみ、しかも入れ歯になるのはいやだ、自分の歯で食べたいというのであれば、スペシャルケアが必要です。たばこを吸わない方と同じ手入れの方法では不足するからです。たばこを吸う方。たばこを楽しみたい方。私たちにご相談ください。あなたに適した歯周病予防方法をご提案させていただきます。